2007年 05月 23日

原稿用紙考

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『机のうえの原稿用紙のマス目が、果てしない宇宙空間のように感じた子供の頃と今もさほど変わっていない。
自分のための原稿用紙は考えられない。でも、好きな作家のためならば・・・・・・。
面識もないのに、川上弘美様、失礼をお許しください。
マス目は、溝引き定規と筆とガラス棒を使って書きました。
近所の書道教室に最近まで通っていたのですが、文字を書く前に枠やマス目をいつもそうして書くことがとても新鮮だった。
私たちの仕事がまだ「手仕事」だった頃の懐かしい道具のひとつです。
手書きのメモなんか見てると時間と空間が立ち上がってくる感じがする。ああ、
あの時あの人に会ったなあとか、あんなことがあったなあとか・・・・・・
さて、この原稿用紙を目の前にして「スラスラと書ける!」と、うれしいのですが。』
----相澤竹夫----

あるデザイン系雑誌に、竹尾ペーパーとデザイナーの相澤竹夫さんとの企画が載っていた(画像参照)。



好きな作家さんの為に原稿用紙をデザインするとは。TAKEOのクラフトペーパーに横長の素朴なマス目。
なんだかもったいなくて、「スラスラ書ける!」のかはわからないけど、とてもあたたかい原稿用紙だなーと思った。
この原稿用紙に川上弘美さんが文章を書いたら、原稿用紙自体が作品になるんだろうな。





…そういえば、原稿用紙のマスひとつひとつに、漫画を描いている方がいる(400コマ漫画!)。絵を描いて作品にしている人もいるらしい。
めっきり疎遠になっていた原稿用紙だけど、色んな表現の仕方があるんだなとわかって、私もなにか制作したくなってきた。

相澤竹夫さんのように、好きな特定の作家さんの原稿用紙を作るのって、面白そうだ。
あの作家さんならどんなマス目にしようか、とか、何色使おう、どんな紙使おう、とか。
とりあえず作家の佐々木さんには、双六のようなぐにゃぐにゃの虚構的原稿用紙を作りたいものだ。
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by niju-mal | 2007-05-23 13:28 | 日常


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